生と死に常に向き合ってきた僧侶。
仏教の教えを基本とした僧侶目線での実体験が
聴く人の心にささる。
一般的に講演会やセミナーを行う目的は、人材育成、スキルアップ、販売促進目的など様々ございますが、お坊さんの講演会は主にストレス社会に生きる方々の「心のケア」や「楽に生きる為の考え方」を目的としています。
ここではいくつかの活用事例をご紹介いたします。
高齢者施設への僧侶派遣は施設利用者にとって失礼にあたるのでは?と感じられるかもしれませんが、ご高齢者にとっては年月を重ね、いずれ果てる我が身を悟り、心の準備を始めている段階です。そう言った多くの方々はむしろ、日本の文化である仏教の教えを求めておられ、身近な施設担当者や親族の話以上に、僧侶の話は身に沁みます。
人から頂き物をしたときは、まずお仏壇に供えて、手を合わせてから頂きなさい。悪いことをしたら閻魔大王のさばきを受け地獄に落ちるよ。仏教は子供達の道徳心をはぐくむためにも、昔から活用されてきました。昔から伝わる日本仏教の教えを、次の世代にも伝えて行くのが僧侶の使命です。
真言宗僧侶の肝心である阿字観(あじかん)と言う瞑想法。同じ真言僧侶の中でも観想を得意とする方が講師のセミナーを行います。瞑想(マインドフルネス)は集中力を高めたりストレスを軽減したりする他、生活習慣病の予防等、医学的な効果もあるといわれ、国外では日本以上に広く活用されています。
スマホやパソコンに依存し、片時も手放せず、文字を書く事すら面倒に感じてしまう現代。その結果、イライラしやすくなったり、成績が著しく下がったりと、人としての生活のリズムが崩れがち。時には意図的に文字を書く事だけに集中する時間を作り、法話によってその経典の意味を知る事によって、仏様のご利益を受けてメンタルバランスを整える事に繋がります。
お坊さんの講演会を主催するに際し、来場頂く予定のご利用者様が僧侶の講演を聞き、その結果どのような効果を得られるかと言うのを、過去の事例などを参考に、僧侶アドバイザーとお電話などからお打ち合わせして行きます。ご利用者様の年齢層や目的によって、講演内容は様々なアプローチがあります。
主催者とのヒアリングにより、講演会の目的が明確になると、それを実行可能な僧侶を選定し、スケジュール確認を行い、応対可能であればお見積りを提出させて頂きます。もし僧侶のご指名がある場合はご指名頂くことも可能です。
講演会をご依頼いただいた僧侶に急な葬儀依頼があったとしても、その日は結衆寺院(寺院同士の繋がり)の僧侶などに葬儀導師代行を依頼して頂きます。その為、およそ2か月前には講演会の日取りを決めておいて頂くのが理想です。
講演を担当させて頂く僧侶が決まり次第、僧侶から主催者へ直接ご連絡をさせて頂き、僧侶目線で、講演内容の提案や、更に細かなご依頼などを打ち合わせして行き、当日に向けて準備して行きます。
会場の手配が必要な場合は事務局へお任せ下さい。ご希望の地域周辺で講演会が可能な施設をリストアップしご提案させて頂きます。(会場費は自費です)
講演会に参加される人数や会場によっては、マイクやプロジェクターの手配が必要なケースもございます。機材の手配も可能ですので、必要な場合はお申しつけください。
会場設営スタッフが必要な機材や資料を先に搬入し、マイクやカメラのチェックなど講演会場の準備を行います。演出照明や音響操作などがある場合は、あらかじめ作成した台本に沿って当日リハーサルを行うのが理想的です。来場者へ配布する資料にはアンケートを差し込んでおき、次回開催へ向けての改善点やご利用者様が求めるニーズを収集すると良いでしょう。
僧侶や内容によってお見積り金額が異なるのですが、他府県への交通費を除き、最小額で15万円(税別)~となります。
一般的に講演会講師を依頼する場合、1回あたり20万円程から、有名な方の場合100万円程度で依頼されることも多いようですが、「だいしのわ」では、仏教の布教に重きを置いておりますので、多くの主催者が依頼しやすい価格設定にしております。
講演会日程が確定した場合、もしその日に依頼した僧侶に対し、他の方から葬式の導師依頼が入ったとしても、代理を立てて頂くか、断って頂くと言うお約束をして頂きます。もし葬儀が入っていたと考えますと、葬儀の布施は講演会の15万円より多くなることも多いので、そう言った意味でも妥当な価格設定と言う事になります。