これまで葬式や法事において疑問に感じることはありませんでしたか。
今回は、そんな葬式や法事やお墓などについてのなぜ、どうしてにお応えできるように、一般的によくある質問について解説してまいりますので、ぜひご参考にしてください。
なぜ葬式は友引を避けて行わなければならないのか

友引は六曜のうちの一つであり、中国の諸葛孔明の時の占いによるものだと言い伝えられており、時刻の吉凶に関するものであったとされており、現代では日の吉凶として用いられています。
友引は、その文字から「友を引く」つまり故人が友を道連れにすることを連想してしまうことから縁起が悪いということで避けられているのです。
そのため、友引の日は火葬場が休日となっており、火葬が必要な葬儀は友引に行うことができないようになっています。
お骨あげはどうして2人で行うのでしょうか。
火葬された遺骨を拾い上げることをお骨あげと呼びますが、日本では火葬が終わると2人1組になって故人と血のつながりが深い人から順番に端で遺骨を拾って骨壺へ移していきます。
この2人で骨壺に移すことを「箸渡し」と呼ぶのですが、これは「橋渡し」に通ずると考えられており、この世からあの世へもしくは、三途の川を渡らせてあげるといった意味合いがあり、2人1組になって行われています。
仏前に供えていけないものはありますか?
近年では仏前にあらゆる供物がお供えしているのを見かけられる方も多いのではないでしょうか。
基本的にはお供えしてはならないものは特にありません。
個人が好んで食べていたお菓子や飲み物などをお供えすることも多いです。
しかし、日持ちしない生菓子である場合や溶けてしまって仏壇が汚れてしまうような飴、また殺生を連想させる肉・魚、毛皮などはあまり向いていないと言われています。
また花の場合は、とげのある花や毒々しい色をした花、匂いのきついもの、花粉の落ちるものは避けたほうが良いと言われています。
近年はパンなどをお供えするケースもあり、パン用の仏器もあるほどです。
四十九日の法要はなぜそれほどまでに大事なのでしょうか。

仏教の世界では人は輪廻転生するという教えがあります。
死後四十九日間は次の生を受けるまでの期間とされています。
四十九日目に七七日忌の法要が行われるのは故人が次の生をより良いものにしてもらうことを願うためです。
遺族が法事をすることで善行となり、故人もその功徳によってより良い生を受けられるという思想により四十九日の法要が行われます。
四十九日は新たに生まれる世界が決定するということから重要な意義を持っています。
なぜ葬式では山盛りのご飯に箸を立てるのでしょうか。
故人が自宅や会場などに安置された際、枕飾りといって線香やろうそくなどを一式飾りますが、この時に故人の枕元に生前愛用していた茶碗へご飯を山盛りにしてその真ん中へ箸を立て、お供えする風習・枕飯があります。
一膳飯を作る際はいつもの炊飯器ではなく、故人のために新たにお米を炊きましょう。
お米はすりきりで量ってご飯は一粒も残さず、親族が一人ひとり少しずつ茶碗へ高く盛り上げるのですが、真ん中に箸を建てるのは、これは死者である故人のためのご飯であり、生き残った者たちは食べないという意味が込められているとされていることや線香を1本供えるのと同じような考え方で、まっすぐ浄土へ向かってほしいという願いが込められているという考えもあります。
まとめ
いかがでしたか。
当たり前のようであっても、今回ご紹介した疑問についての答えを意外と知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ葬式や法事における一つひとつの意味を理解したうえで、しっかりと故人をお見送りしましょう。
















