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仏壇・仏具
仏壇の正しい拝み方をご存知ですか

先祖代々のご位牌を祀ったお仏壇があるご家庭では、日々のお参りを欠かさない方が多いと思います。
一方で命日やお盆などの行事の時だけとか、何か困ったことや不安なことがある時だけという方もいるかもしれません。
ここでは、仏壇の正しい拝み方についてご紹介していきます。

朝のお参りの仕方

お仏壇の拝み方の作法として、毎日、朝と夕にお参りするのが基本です。
家族が朝食を取る前に、まず仏壇にお水またはお茶を供え(宗派によって異なります)、次にご飯を供えます。
なお、宗派によってはお供えはしないケースもあるので、宗派に従ってください。
お花は毎日交換する必要はありませんが、枯らさないように、定期的に交換しましょう。
ろうそくに火をともし、線香をあげるか焼香をします。
線香をあげる際は3本が基本です。
この3本には、仏と先祖、自分の信心の意味があります。
続けて合掌礼拝し、今日も1日、仏とともにあることを祈りましょう。
朝のお参りが終えたら、ご家族がご飯とお茶をいただきます。
パン食のご家庭も増えていますが、しきたりを重んじる方は自分たちがパンとコーヒーでも、仏様には白いご飯とお茶を供えているケースも少なくありません。
水またはお茶を供える→ご飯を供える→花を供える→ろうそくをともす→線香をあげる→合掌礼拝の手順を「六種供養」と呼び、宗派を問わない仏壇の拝み方となります。

夕方のお参り

夕方は帰宅してから、食事を取る前が拝むタイミングです。
六種供養の方式に沿い、合掌礼拝の際に今日1日の出来事を仏とご先祖に報告しましょう。
今日1日無事に過ごせたことを感謝し、今日1日の懺悔をするとともに、明日への誓いを立てます。
夕方のお参りが住んだら、火事が起こらないよう手で仰いでろうそくの火を消し、仏壇の扉を閉めるのが礼儀です。

合掌の仕方と心得

仏壇に手を合わせるイメージ » だいしのわ 真言宗 専門のお坊さん派遣

右手は仏、左手は人を意味し、合掌することは仏と心を合わせ合体する意味があります。
合掌して軽く目を閉じ、心を静かに整えましょう。
他家の仏壇を拝む際は、軽く一礼をしてから合掌するようにします。

合掌の種類

堅実心合掌は基本のスタイルで、両手の掌と指をピタリと合わせる方法です。
虚心合掌は指を合わせ、卵を持っているかのように丸みを帯びた形にする方式です。
すべてを仏にお任せする、虚心の意味が込められています。
金剛合掌は指と指を組み合わせるようにする方式で、仏との強い結びつき、信仰心の強さを表します。

旬のものやいただいたものは仏様へ

仏壇とお供え » だいしのわ 真言宗 専門のお坊さん派遣

仏と先祖をお祀りする仏壇があるご家庭では、旬のものや頂き物もまずは仏壇に供え、お下がりをいただくのが基本です。
春なら筍の煮もの、夏ならスイカ、秋には栗ご飯や柿、冬のミカンなどです。
頂き物は仏壇へのお供え物としていただいたものでなくても、まず仏壇に供えてご報告し、その後にいただくようにしましょう。

まとめ

仏壇の拝み方は毎日の朝夕を基本に六種供養の方式で行いましょう。
合掌にも意味がありますので、儀礼的にならず、毎日しっかり仏や先祖と対話することが大切です。

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