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仏壇・仏具
仏壇の整え方やお手入れの方法を紹介

仏壇のお手入れを怠ると、ホコリが付くことやカビが生えしまうことがあります。
ご先祖様の供養のためにも、こまめに掃除を行ってきれいな状態に保っておきたいところです。
仏壇には、香炉、花立て、位牌などが配置されています。
掃除中にそれらの配置を忘れてしまい、元に戻せなくなってしまったという経験がある方もいるかもしれません。
そこで本記事では、仏壇のお手入れ方法や配置について、お伝えしていきます。

仏壇のお手入れ方法

拭き掃除のイメージ

仏壇のお手入れを始める前に、本尊に対して手を合わせて、礼拝を行います。
本尊、脇侍、位牌、仏壇の金箔部分などを掃除する際には、羽箒や細い筆などで軽くホコリを払うようにしてください。
作業時には、傷を付けないように薄い手袋をはめておくと良いでしょう。
漆塗りの部分に関しては、ガーゼのような柔らかいクロスを使って軽く拭き取ります。
仏飯器、茶湯器、花立てなどは、洗った後水気が残らないように丁寧に拭き取っておきましょう。
香炉に灰が溜まってしまうと、周囲に飛び散ることや火災などの危険があります。
ふるいにかけて柔らかくすることや燃え残りのカスをきれいに取り除いておきましょう。

真言宗の仏壇の整え方

仏壇の配置は、各宗派によって異なります。
ここでは、真言宗の場合の整え方について見ていきましょう。
真言宗の本尊は、大日如来です。
仏壇の上段、中央部へ大日如来を置いてください。
その向かい側には弘法大師、左側には不動明王を配置します。
茶湯器の配置場所は、本尊仏のすぐ前です。
置く場所がない場合は、中段へ配置してもかまいません。
中段の中央には過去帳を配置します。
その右側には古いご先祖様の位牌、左側には新しいご先祖様の位牌を祀ってください。
両側には高杯や置き灯篭などを配置します。
前机の配置場所は下段です。
香炉、1対のろうそく立て、霊供膳などを置き、花立ては左右に配置して飾ります。

日常や朝夕のお勤め

仏壇と合掌

真言宗では、朝夕のお勤めの際には、手に仏の印を結んで、仏の言葉を唱えて観想する「三密の行」を行います。
同じ真言宗であっても、お勤めのやり方は各分派によって異なります。
どの分派でも仏壇を整えてお花を供えた後で、仏壇の前に正座して、合掌礼拝を行うのが基本です。

まとめ

仏壇や仏具は繊細な造りをしていますので、お手入れを行う際には壊さないように丁重に取り扱うようにしてください。
羽箒、柔らかいクロスなどを使って軽くホコリを払うようにすると良いでしょう。
掃除の目安は半月に1度程度です。
仏壇には整え方のルールがあります。
香炉、花立て、位牌などの配置を忘れないように、掃除を始める前に写真を撮っておくと良いかもしれません。

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