実家の菩提寺の墓の承継者にならない次男や三男などが別に家庭を持って菩提寺がないケースや現在の菩提寺が遠方にあるなどで別のお寺に改葬したい時など、寺の檀家になるにはどうしたら良いのでしょうか。
檀家の意義や制度内容、檀家になる方法について解説していきます。
檀家とは

檀家とは、仏教の教えを示すサンスクリット語のダーナパティに由来すると言われています。
ダーナパティとは、寺や僧を援助する庇護者という意味です。
お寺の檀家となると、寄進や布施などを通じて金銭的にお寺を支援し、お寺の運営を支えていきます。
一般的には檀家になると、そのお寺にお墓を持つことになります。
お墓のあるお寺のことを菩提寺と呼ぶことがありますが、多くのケースでは菩提寺=檀家寺(だんかでら)です。
お墓を持つ際は永代使用料や管理料を払います。
檀家になると戒名(かいみょう)の取得や葬儀や法要などを営んだり、お盆やお彼岸などでお墓参りに訪れる度にお布施をしたり、お供物などを届けたりします。
一方、お盆には住職が檀家の家を回って読経してくれますが、その際もお布施や車代などを払うのが基本です。
檀家寺探し

檀家になるには、お寺選びが必要です。
同じ仏教でも、宗派によって教えが異なり、仏事のやり方なども違いがあります。
教義を理解し、自らの考え方にマッチする宗派を選ぶことがおすすめです。
そのうえで、自宅から近いなどアクセスが良く、かつ、お寺の雰囲気が良い、ご住職との相性が良いところを探すことがポイントとなります。
さらに、お墓を持つことも前提となるため、墓地の区画が空いているかの確認も必要です。
檀家になるには
檀家になりたいお寺を見つけたら、まずはご住職にお会いしてお話を伺いましょう。
このお寺なら永代にわたって信頼していくことができると感じたら、檀家になりたいことを申し出ます。
檀家になることを入檀と言いますが、ただ入檀したいといっても、それだけでは檀家にしてはもらえません。
一般的には入檀料を納めます。
入檀料はお寺や地域によっても異なり、「お気持ちで」などと言われることもありますが、一般的な相場は10万円~30万円です。
お金を渡して、お墓の永代使用権を取得し、永代使用料などを払うことで檀家となり、お寺の過去帳や檀家台帳と呼ばれる帳簿に氏名や連絡先などが記載されます。
かつてはこれで檀家となりましたが、最近は法律問題などの観点からトラブルなどを避けるため、檀家契約書を取り交わすケースも増えてきました。
まとめ
寺の檀家になりたい時は、まず宗派などを決め、アクセスの良い場所にあるお寺を探します。
お寺のご住職とお会いしてお話をし、お寺の雰囲気が良いか、墓地の区画が空いているかなどを確認しましょう。
檀家になる際は入檀料を支払い、それに加えて永代使用料を支払ってお墓の永代使用権を取得することも必要です。
















