皆さんは、一周忌や三周忌などの法要などについてはご存知の方も多いと思いますが、施餓鬼法要(せがきほうよう)と言われるものを耳にしたことがある方はいらっしゃいますか。
恐らくあまり馴染みのない方もいらっしゃることでしょう。
今回は施餓鬼法要について解説していきます。
施餓鬼とは

皆さんはお盆の時期になるとお寺に集まって法要をされているのをご覧になったことがありませんか。
施餓鬼は、一般的にお盆と一緒に行われている仏教行事で、餓鬼道(がきどう)に落ちてしまった餓鬼を供養するために行われる法要です。
お盆参りと同時に行うことによって徳を積み上げることができると言われています。
餓鬼は生前に私利私欲のまま悪行をし、餓鬼道に落とされた亡者を指しています。
この餓鬼は、一生飢えや渇きに苦しむと言われており、お供えをすることやお経を唱えることで苦しみを癒すことができる仏教行事です。
施餓鬼は宗派により行わないこともある
施餓鬼をご存知ないという方もいらっしゃるのは、仏教の宗派によっては行わないことがあるためです。
亡くなったら必ず極楽浄土に行けて成仏すると考えられている浄土真宗では、施餓鬼を行うことはありません。
施餓鬼を行う時期について
施餓鬼は特にいつ行わないといけないといった決まりがあるわけではありません。
それに年1回といった回数の決まりなどもありません。
年に複数回行われるところもあります。
ただ、既述の通り基本的にお盆またはお彼岸の時期に行われるものです。
お盆に行われるのは、お盆は地獄の釜の蓋が開いて亡者がこの世に降りてくると言われているためです。
寺院によっては施餓鬼に集まった檀家同士で交流の場が用意されたり、会食されたり、法話するなどといったイベントが行われることもあります。
施餓鬼法要についてのマナー

施餓鬼法要に訪れる際は、喪服を着用する必要はありません。
平服や略礼服を着用して行われます。
ただし派手は原色などは避け、黒やグレー、ブラウンなどといった落ち着いた色を選ばれるのが望ましいでしょう。
施餓鬼法要の際に必要な持ち物
また、持ち物としては数珠が必要になりますし、お布施も準備しましょう。
お布施はだいたい3,000円から1万円程が相場と言われています。
お布施は、白黒などの水引が付いた不祝儀袋(ぶしゅうぎぶくろ)に入れて用意し、表書きは「御布施」と記します。
まとめ
餓鬼供養を行うことで徳を積むという施餓鬼法要について解説しました。
今回ご紹介した施餓鬼法要の相場や服装については、あまり明確なものがないため、できれば親族などの年配者の方などに事前に確認されておくと安心でしょう。
















