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真言宗の教え・経典
真言宗と他の仏教宗派とはどのような違いがあるか?

日本に仏教が伝来してから多くの年月が経ち、たくさんの宗派が生まれました。
真言宗もそうした宗派のうちの一つですが、もちろんそれぞれの宗派には違いがあります。
ここでは真言宗とほかの仏教宗派との違いについて解説します。

日本仏教七大宗派は4つに分かれる

青空と鳥居

日本仏教七大宗派は、以下の4つに分けることができます。
・密教系(天台宗・真言宗)
・浄土系(浄土宗・浄土真宗)
・禅宗(臨済宗・曹洞宗)
・日蓮系(日蓮宗)
各宗派の違いは、本尊やよりどころとなる経典、教義です。
真言宗と同じ系統には天台宗がありますが、真言宗と天台宗にも大きな違いがあります。

なぜたくさんの宗派に分かれたのか

お釈迦様が約2500年前のインドに生まれ、人々が幸せに生きるための方法を教えました。
その時にそれぞれの人に合う説き方をしたため、このことを「待機説法(たいきせっぽう)」と言います。
目指すところは同じなのですが、勉強法や修行法は人によって違うほうが良い場合もあります。
教えは仏教として中国に伝わり、朝鮮半島を経て6世紀に日本に伝わったのち、さまざまな宗派に分派してきました。

真言宗と天台宗の違い

真言宗も天台宗も平安時代に開かれ、日本の仏教としては大変古いものです。
当時、仏教は天皇を護持して世の中の平安を祈るものであり、秘法である「護摩焚(ごまだき)」などの儀式を行うことも重要な役割でした。
真言宗は空海が長安から密教の正統を受け継いで帰国し、開宗した宗派です。
すべての仏様を代表する大日如来を根本本尊(こんぽんほんぞん)としてお祀りし、『大日経(だいにちきょう)』と『金剛頂経(こんごうちょうきょう)』をよりどころとします。
そして密教以外はすべて顕教(けんぎょう)であり、密教は顕教を包括するものと考えるのです。
一方で天台宗は密教も顕教も同じと考え、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)=釈迦如来(しゃかにょらい)、つまりお釈迦様を本尊としてお祀りします。
よりどころも、お釈迦様の最終的な教えとされる『法華経(ほけきょう)』で、密教、禅、戒律を総合的に学ぶ総合仏教となっています。

天台宗の本山で開かれた宗派

阿弥陀のお経

他の宗派である浄土系、禅宗、日蓮系は、いずれも鎌倉時代に比叡山で開かれた鎌倉仏教です。
浄土系は阿弥陀如来(あみだにょらい)を本尊とし、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えるだけで極楽浄土に生まれ変われると説きました。
よりどころとする経典は『無量寿経(むりょうじゅきょう)』『観無量寿経(かんむりょうじゅきょう)』『阿弥陀経(あみだきょう)』の3つです。
禅宗は坐禅を重視し、本尊に強いこだわりはなく、経典も広く読み、よりどころとしません。
日蓮宗は『法華経(ほけきょう)』をよりどころとし、「南無妙法華経(なむみょうほうれんげきょう)」と唱えればその場が理想世界となり、あらゆる人々が永遠に救われると説きます。
本尊は釈迦牟尼仏ですが、宗祖日蓮の像を本尊とするお寺もあります。

まとめ

仏教にはさまざまな宗派があり、目指すところは同じでも本尊やよりどころの経典が異なり、考え方や勉強法も違います。
真言宗は密教の正統であり、ほかの仏教宗派はすべて顕教で密教が包括するものという考えです。
宗派が違えば法要や仏壇も変わりますので、ルーツを確かめるのと同じように、宗派を調べておきましょう。

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