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真言宗の教え・経典
仏教用語を学ぼう

仏教用語の中には、日常では見聞きすることがほぼない言葉から、日常生活でも見聞きする言葉もあります。
もっとも、日常で使われている言葉と仏教用語として使われる時では、意味が違うことがあるので注意が必要です。
以下で、日常でも聞く機会もある仏教用語について確認していきましょう。

悟り(さとり)

目覚める人のシルエット

真理に目覚めることです。
釈迦は真理に目覚めることで、仏陀となり、仏教を開祖することとなりました。

懺悔(さんげ)

自分の罪や過ちを仏前で告白し、反省して許しを請うことを言います。

三宝(さんぽう)

三宝とは仏・法(仏陀の教えとしての真理)・僧の3つのことです。
仏教で最も尊ぶべきものとされ、三宝を重んじることが仏教徒としての第一歩とされます。

三法印(さんぽういん)

仏教の旗印を意味し、他の宗教と仏教の真実の教えを区別することを意味します。
今風にいえば、仏教ブランドと言えるかもしれません。

三昧(さんまい)

心をある事柄に集中し、不動の境地に至ることです。
現代用語としては、夢中になること、堪能することなどを意味しています。

止観(しかん)

仏道の修行法の一つです。
止とは精神を集中すること、観とは心を統一して、正しい智慧を起こして物事をよく観ることを意味します。
宗派により、止観=坐禅の修行としているところもあります。

地獄(じごく)

地獄のイメージ

地獄は最も苦しみの激しい世界のことです。
生前に悪行や罪過が最もひどかった者が地獄に落とされ、あらゆる苦しみを受けると言われています。

慈悲(じひ)

すべての人を救済しようとする、仏教の根本精神です。
思いやりの心を意味します。

差別(しゃべつ)

仏教用語の差別は、人と区別し、さげすむことは意味しません。
仏教ではすべてが平等、すなわち無差別です。
平等の中でも個性を認め、固有の価値を認めることを差別と呼びます。

修行(しゅぎょう)

仏の説いた教えに従い、仏になるために実践をしていくことを意味します。

出家(しゅっけ)

仏道の修行に専念する人を意味する言葉です。
仏道の修行に励む代わりに、日々の生活を信徒の布施に頼ることも意味しています。

精進(しょうじん)

悟りに向けて、くじけることなく歩み続けることです。

成仏(じょうぶつ)

浄土宗の広まりにより、成仏することは極楽浄土にいくことと解釈されがちです。
もっとも、もともとは釈迦が悟りを開いて仏陀となったことを成仏と呼びます。

真言(しんごん)

唱える言葉や、呪文のことです。

誓願(ぜいがん)

仏や菩薩が立てる誓いのことで、すべての人を救おうとして立てられた、非常に慈悲深い誓いのことです。

禅定(ぜんじょう)

心を集中して、ゆったりと座ることを意味し、坐禅のことを指します。

大乗(だいじょう)

偉大な優れた乗り物のことを意味します。
理想の彼岸の世界に、みんなで到達するために乗り込む大きな安定した乗り物です。

托鉢(たくはつ)

托鉢の風景

鉢を持って、食べ物を乞うことです。
現在でも、街中で托鉢僧を見かけることがありますが、古来のインドにおいては、出家した修行者は自ら農耕などは行わず、人々から食料をもらって生活していました。
乞食(こじき)と同意義ですが、釈迦は乞食こそが出家した修行者の、正しい生活手段だと説いています。

中道(ちゅうどう)

釈迦が説く、心身一如、霊肉一致を意味します。
つまり、肉体と霊魂は別々のものではなく、一体であるという思想です。

まとめ

日常用語でも登場する言葉も、仏教用語としては読み方も意味も違うことがあります。
現代用語の語源にもなっている、仏教用語としての意味も理解してみましょう。

仏教用語の紹介
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仏教には、「阿羅漢」、「加持祈祷」などといったようにいろいろな用語があります。 実は、私たちが口にしている「因果」や「縁起」などの言葉も、もともとは仏教用語なのです。 仏教用語の意味がわかれば、仏教への理解がより深まるキ […]

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